2013年07月17日

幸運

「すずかん」こと、すずきかん(鈴木寛)さん。

楽天の三木谷さんとか、野球の古田選手とか、
影響力が大きい方々も含め多くの人が応援を表明している中
私ごときが何を言おうとあまり関係ないのはわかってるけど、
でもやっぱり、ちょっとだけ、書きます。

私のまわりにはすずかんさんの盟友・教え子たちがいっぱいいる。
長い時間をともに過ごし、
未来のために共に活動する彼らと比べたら、
何回か、ほんのかする程度、の接点しかない。
でもそのかすった時のことは、すべて色鮮やかに覚えてる。


最初に会った、というか、知ったのは、
すずかんさんがはじめて出馬した選挙の投票前日。
新宿駅東口で、オレンジ色のTシャツを着た
たくさんの若者たちと一緒に「つばさをください」を歌っていた。
へー、若者がこんなに真剣にサポートしている人が
政治家になるとしたらすごいな、
いい時代になってきたな、と思った。


次は、友人数名を含む大学生50名+政治家
という仕立ての、朝まで生テレビ。
(つまりかすったどころか、画面越しで見てただけ)
政治家になりたて、初々しさあふれるすずかんさんが、
最後に一言、と言われて、
「いのちを大切にする」みたいな感じの本質的なメッセージを
一生懸命発信しようとしているところを、田原総一郎さんに
「鈴木さん、それじゃわかんないよ」とばっさり。
ああ、本質的なほど、深いほどに、
わからん、難しい、といわれる世界なのだな、と心が痛かった。
こんなに純粋でまっすぐで、
政界でうまくやれるのだろうか、なんてことを思った。


2008年。すずかんさんと友人二人が共催で
シリーズの勉強会を開始。私は受付を担当していた。
すずかんさんはいつもひょいとやってきては、
熱っぽく話をし、会が夜10時ぐらいに終わると
神保町の夜道をとことこと歩いて帰っていた。
あの後姿、なんかよく覚えている。

その勉強会の夏の合宿企画では、
夜、みんなが座敷で車座となっておしゃべりしていたが、
まあ、すずかんさんの付き合いのいいこと。
日々の激務をぬっての参加で、誰よりも疲れているだろうに
誰よりもアツク、語っていた。
散会後の夜明けの男子風呂でもまだ語っていたらしい。


そして民主党政権となり、文部科学省の副大臣となる。
教育関連の部会に所属している知人の政治家から
「すずかんさんが副大臣になられてから、
文部科学省の官僚たちが、すっごいやる気を出して
よい教育をつくろうと、今までに無いぐらい
文部科学省が盛り上がっている」と聞いた。

朝生で田原総一郎さんにやり込められて
しどろもどろだったすずかんさん。
ここまで来たんだな、と、向こうはこっちのことを
ほとんど知らないのに、勝手にうれしくなる。


そしてそのころの話。
パレスチナ大使の公邸にお邪魔する機会があった。
すずかんさんも最後のほうに顔を出された。
帰りはJR山手線。躊躇なく電車に乗りこむ。同じ方向だった。

結構混んだ電車、立って揺られながら、ふつーに話をした。
あんまりにも自然だから、こっちも友達か同僚と
おしゃべりしているような気安い気分になってくる。
そして、「あ、自分の駅だ、さよなら」といって降りていった。
ふつーすぎて、おしゃべりの内容、覚えてない。

降りて行ったあと、
「あれ、そういえば副大臣だったよね」と思い出して
その圧倒的なえらぶらなさの衝撃がじわじわとやってくる。


権力欲だとか支配欲だとか、そういうのが見事なまでに無くて
よい未来を創るために、自分のいのちを削ってでも
何かにつき動かされるかのように動いている人。

わかりやすい票にはまるでなりそうもない、
でも未来には必要なことを、やり続ける人。

そういう人が政治家であることの幸運、
これを手放してはいけないって、強くつよく思う。


私は政治には少なからぬ拒否感を持っていて、、
ポップに罪悪感をかきたてる
「若者よ、選挙に行こう」ムーブメントも
正直なところ、ちょっと苦手。いや、かなり苦手である。

でも、すずかんさんみたいな人が政治家であり続けてほしいから
今回の選挙は、たぶん生まれてはじめて、
投票しなくちゃいけない、じゃなくて、
投票したい、で行く選挙になる。
posted by まゆか at 16:17| Comment(0) | 近頃思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月15日

広州にて

1年ぶり、広州に出張。

昨年のデモ後の混乱はなんのその、
たくましくかしこく明るく事業を展開する
日本企業の方々からのお話に、
あたたかな気持ちになる。


その気持ちの余韻を味わいつつ、
朝、緑豊かな街をぶらぶらと散策。

大きな公園があったので入ってみる。
辛亥革命のころ、革命を目指して反乱を起こしたものの
清朝に弾圧されて亡くなった人たちのお墓がある公園。
広々としてなかなかに素敵な場所だ。


しかし、まあ。いやはや。

おばちゃんとおばあちゃんとおじいちゃんが
そこかしこで遊んでる。いや、遊びまくっている。

トランプをしていたり、
バトミントンの羽を使ったけまりのようなスポーツをしていたり、
歌ったり、胡弓を弾いたり、
扇や剣を使った太極拳をしたり、
大音量で音楽をかけて寝っころがってたり、
孫のあかちゃんの面倒を見てたり。


そして圧倒的な量のおばさまたちが、
いくつかのグループになって、
やったら踊っている。
マスゲームとフォークダンスと盆踊りを混ぜたようなダンス。
グループによって振り付けと曲が異なり、
それぞれに「私はちょっと踊れるのよ」というひらひらした服を着た
リーダーのような人がいて、指導してる。

そして、全くもって、お互いを気にしていない。
ゆったりと太極拳をしているグループの横で、
社交ダンス(のようなもの)にいそしむ男女が
カルメンの曲で激しく踊りだす。

しかも、このテンションで、まだ朝9時。


これは、病院いらずだね。
はじけるエネルギーに、
巣鴨も、びっくりだ。


ちなみに私は中国の南方に行くと
完全に混じりこんで、
日常風景の一部となるタイプである。
posted by まゆか at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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